アレックス・ロドリゲスはこの一年で随分男を上げた。史上8人目の2000得点を記録した。
MLB得点ベスト30に、現役選手 R/Gは1試合当たり得点。

「得点」という数字は、独特の傾向を示す。
得点が多いのは、
①強いチームに所属している選手
②足の速い選手
③長打力のある選手
当たり前だが
④キャリアが長い選手
このいずれか、あるいは2つ、3つを兼ね備えた選手の得点が多くなる。
リッキー・ヘンダーソンとタイ・カッブは②と④、ボンズは②③④、アーロンは③④、ルースは①③、メイズは②③④、そしてA-RODは①②③そろそろ④だ。
MLBのサイトでは、A-RODは半句・アーロンに次ぐ2000得点、2000打点、3000本安打をクリアした二人目の打者だと言っている。
30-30だけではなく、こういう言い方、アメリカは好きだ。
ビリー・ハミルトンは19世紀の選手。このころはやたら得点が入った。R/Gが1点を超えている。MLBではこの数値が0.7を超える選手が今もいる。
後ほどNPBのこの記録を紹介するが、NPBにはいない。
A-RODの次に現役で得点が多いのはプホルズ、しかし随分差がある。2000得点は当面出ないだろう。
イチローは現役では5位、全体では108位、イチローは4つの条件のうち②しか満たしていない。
得点はある意味で総合的な指標だと思う。
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ところで、リッキーヘンダーソンは俊足と選球眼の良さのイメージが強烈ですが、打撃成績もいいですね。ホームランを約300本も打ってます。
このあたり、日本の盗塁王である福本豊とかぶりますね。福本も200本塁打を打っています。不思議な共通性を感じます。