スポニチ
マーリンズは6日(日本時間7日未明)、イチロー外野手(41)と契約を1年延長することで合意したと発表した。AP通信によれば、年俸は今季と同じ200万ドル(約2億4000万円)と報じられている。

私の予想は完全に外れた。不明をお詫びする。
しかし、こういう形での契約は、MLBではほとんどなかったのではないか。
40歳の年齢もさることながら、打者として無価値と言ってよい数字にまで落ちて、なお契約を永らえる。マーリンズは25しかないロースターの1つを、個人的な目標のために現役続行を望む選手のために開けたのである。

キャリアSTATS

Ichiro-2015


よくアンチイチロー、イチロー病の人が、イチローのWARが低いというが、1年目は投打含めてリーグ4位、4年目には1位になっている。
他にリーグ全体で15~20位に入る5点台の数字を残したシーズンが4度、2010年までは立派な成績を残していた。通算WAR58.4は歴代127位である。サミー・ソーサと並んでいる。
しかし2011年に200安打、3割を割り込んでからはWARは急速に低下した。

特徴的なのは「好調が長続きしなくなった」ことだ。
イチローはMLBでも屈指の農密度の猛打を記録してきたが、2011年以降はそのピークが低くなったうえに、反動の不振が長くなった。
どんな当りであれ、安打を打つことで存在意義を示してきた選手が、それがなくなってはただの選手である。長打が極端に少ないという点では「ただ以下の選手」と言われても仕方がない。

特に昨年と今季では、数字が大きく違った。今年の数字は目を疑う。
今季の9月、10月は打率.139、72打数10安打、長打は二塁打1本、盗塁はなかった。
キャリア最悪の数字だった。
単に不振ではなく、衰えなのは明白だ。

仮にイチローの契約が「3000本安打を打つまで」だとすると、今季と同じ打率では284打数が必要になる。この打数は4番目の外野手ではない。キャリアの打率は.311まで落ちる。
イチローには、最低でも今年を上回る成績で大台をクリアすることを望みたい。そして記録のためだけでなく、チームに貢献してほしい。

先日の初登板と言い、今回の契約と言い、マーリンズのイチローに対する待遇は異様である。
理解に苦しむ。
当然、今後も応援していくが、正直言ってチームにもイチローにも失望した。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!


1977年浅野啓司、全登板成績【移籍初年度、9勝をあげリーグV2に貢献】