じわじわと衰えていたラウル・イバニェスをFAで放出。若手を起用しつつあるが、常勝軍団にもじわじわと老いの影が忍び寄りつつある。
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昨年10月にアキレスけんを断裂したライアン・ハワードはアクティブ・ロースターに名前はあるが5月に出場がずれ込みそう。チームは600本塁打のジム・トーミ、タイ・ウィギントンなどおっさんパワーを注入して乗り切ろうとしている。

しかし、ドミニク・ブラウン、プラシド・ポランコ、チェーズ・アトレーもDL入りこそしていないものの故障がち。常勝軍団に軋みが生じ始めてきた。

明るい話題としては昨夏移籍してきたハンター・ペンスが確実性のある中心打者になりそうなこと。そしてイバニェスの弟子と言われたメイベリーがブレークしそうなこと。カルロス・ルイーズも今季は元気だ。

勝味を知った常勝軍団だけに、大崩れはないだろうが、WAS、ATLにMIAを加えた激戦区のナリーグ東地区だけに、少しの計算違いが大きな失敗につながりかねない。安泰とは言い難いPHIである。

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