今日からプレミア12が始まる。私は明日、台湾に経つ。先週から風邪をひいていたが、滑り込みセーフで間に合った。
ベースボール・チャンネルでも触れているが、今回の本命は間違いなく日本だ。続いて台湾、さらに韓国、オランダだと思っている。
その根拠はベースボール・チャンネルを読んでいただきたい。

充実している日本、チャイニーズ・タイペイ。プレミア12参加国の戦力は?【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

短期決戦においては、リーグの実力差とともにチームとしての「仕上がり具合」が非常に重要だ。また選手の「士気」の問題もある。

「仕上がり」「士気」の問題を表す指標として、私は「本気↔遊び」と「火が入っている↔火が落ちている」があると思う。
「本気↔遊び」は読んで字のごとし。選手がこの大会をどのようにとらえているか。真剣勝負なのか、遊び半分なのか。少し前までの日米野球に来るMLB選手は明らかに「遊び半分」だった。昨年を見る限り、今は少し違うと思うが。

そして「火が入っている↔火が落ちている」は、一つには選手のコンディションの問題。シーズン終了後体をあまり動かしていないような選手は「火が落ちている」ということになろう。もう一つはチームとしての「練熟度」。寄せ集めで連携ができていないチームは「火が落ちている」ことになろう。

参加12か国をこのマトリックスで表せばこうなろう。

asobihonki


主催国である日本と台湾の士気は高い。台湾は実力的に見れば韓国やキューバより下だと思うが、国際大会では盛り上がる。ましてや国の英雄、陽岱鋼を擁して士気は上がっているはずだ。
オランダは国際大会の戦い方がうまい。要領を知っている。今回も大物を食うのではないか。
イタリアも士気は高い。しかしこのチームは実力で決定的に劣る。
キューバは指揮は高いが、いつもチームとしてのまとまりは今一つだ。
韓国は、昔は日本並みに士気が高かったが、最近、国際大会ではあまりやる気が見られない。やや低いポジションに置いた。
アメリカは元MLBとAAAの選手が中心。本気度は高いだろうが、まとまりはないだろう。
ドミニカ、ベネズエラもチームとしての練熟度は今一つだろう。
プエルトリコもそう思っていたが、昨日の試合を見て少し評価を上げた。
カナダはあまり期待できなさそうだ。

すべてにおいてガクッと落ちるのがメキシコ。もともと国際大会には弱いが、出場するしないでもめまくった挙句の出場。出るのが精いっぱいではないか。

右上のセクションにいるチームに期待が持てると思う。


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