田辺新監督は、投手起用に迷いがあったように思う。
2014年と2015年の比較。PRは(リーグの平均防御率―その選手の防御率)×投球回数÷9で求められる。
平均防御率よりも防御率が低くて、より投球回数が追い投手の数字が高くなる。
PRのマイナスは赤で示した。投球回数順。

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当初クローザーは高橋朋だったが、7月に打ち込まれると先発の牧田をクローザーに回した。
さらに9月には増田を最後に回した。
牧田は8月までは好調だったが、9月に先発に戻ると大きく成績を落とす。
今どきの投手起用とは思えない混乱ぶりだった。

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岸は開幕当初出遅れて6月から投げる。十亀は春先は好調だったが7月、8月と不振に陥る。期待の郭俊麟も冴えず。
先発投手で最も貢献度が高かったのは、菊池雄星だった。
田中靖洋は8月以降ローテに定着して好成績を挙げた。

トータルの数字 Rkはリーグ順位

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投手陣はリーグ下位。特に救援陣が不安定だった。

若手投手があと一歩で独り立ちしようとしている。ローテを維持するためにも半端な投手起用は好ましくないだろう。


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