双方にとって良い選択だったのではないか。
日刊スポーツ
マリナーズからフリーエージェント(FA)なっている岩隈久志投手(34)がドジャースと契約に合意したと、6日、ESPNジム・ボーデン記者など米メディアが報じた。
契約は3年4500万ドル(約54億円)前後とみられる。
ドジャースはMLBで最も成功している球団の一つだ。3年前まで、球団オーナー夫妻の離婚に伴うごたごたでチームも勢いがなかったが、マジック・ジョンソンらでつくる投資グループ「グッゲンハイム・ベースボール・マネジメント」がオーナーになって資金面でも安定し、復活した。
そもそも、野茂英雄が拓いた「MLBへの道」は、この球団から始まったのであり、日本人にとって最も親和性の高い球団と言えよう。
過去には5人の日本人投手がこのチームで投げている。
30代のベテランが力を発揮する環境が整っている。
ドジャー・スタジアムはピッチャーズ・パークとして知られ、被本塁打の多い日本人投手には有利である。
東海岸の名門チームと異なり、マスメディアがおおらかであり、選手へのプレッシャーが比較的少ないとされる。
また、日本人街もあり、生活面でも比較的暮らしやすいとされる。
新監督のデーブ・ロバーツは沖縄生まれ。日系のハーフであり日本人にはなじみが深い。小兵で、つなぐ野球の名手だった。
3年4500万ドルは文句ないところ。故障で出遅れることが多かった岩隈だが、来年は開幕からいいところを見せてほしい。
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ザックグレインキーがDバックスに行ってしまい、その前に岩隈がQOを勝ち得て当然見送ったことで、この流れは仕方なかったのかなと。
超が付くダブルエースというのは意外に並び立たなかったりもしますが、その2枚看板がキッチリ機能したLAD。ここまでが出来すぎだった感もあるので、このタイミングで岩隈の加入はチームにとっても良かったんじゃないでしょうか。