先発投手陣だけで見れば、5位のレッズよりもひどかった。
2014年と2015年の比較。PRは(リーグの平均防御率―その選手の防御率)×投球回数÷9で求められる。
平均防御率よりも防御率が低くて、より投球回数が追い投手の数字が高くなる。
PRのマイナスは赤で示した。投球回数順。

昨年そろって規定投球回数に達し、ERAも3点台だった4人の先発のうち、ヨバニ・ガヤードがトレードでレンジャーズに。
残った3本柱は、そろって成績を大きく下落させた。26歳のジミー・ネルソンが孝行息子になったが、先発陣が総崩れになった。
また初昇格したテイラー・ユングマンもまずますの投球をした。
救援でいい働きをしたザック・デューク、トム・ゴーゼラニーも移籍したが、救援陣は、フランシスコ・ロドリゲスが久々に良い働き。ジェレミー・ジェフレス、ウィル・スミス、マイケル・ブラゼック、タイガースから来たコリー・ネベル、ニール・コッツも水準以上の投球をした。
しかし、先発陣が総崩れでは救援陣の価値は半減する。
リーグ成績はさらに下がって下位になった。
先発投手陣の立て直しが急務だろう。
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