新人を抜擢するなど、思い切ったチーム作りをしたが、打線としては浮上しなかった。しかし、フレッシュで魅力的な顔ぶれになった。
シカゴ・カブス 97勝65敗 ナ・リーグ中地区3位
ナショナル・リーグは中地区が圧倒的に強かった。カブスは3位だが、ワイルドカードを手にした。勝率でいえばナ・リーグ3位の強さだった。
2014年と2015年の比較。ベージュは移籍、ブルーは新加入。グレーはMLB初昇格。文字のえんじ色は規定打席以上。
三塁のバルブエナがアストロズへ、右翼のシアーホルツが広島に移籍。これは大した損失ではなかった。
ダイアモンドバックスから捕手のミゲル・モンテロ、アストロズから外野手のデクスター・ファウラーを獲得。彼らがリーダーシップを発揮。これが攻守両面で大きかった。
さらに2014年AA,AAAで43本塁打を打ったクリス・ブライアントを抜擢。新人ながら主軸の働きをした。
アスレチックスから来たプロスペクトのアディンソン・ラッセルともども内野にフレッシュな布陣ができた。
昨年ブレークした一塁のアンソニー・リゾは引き続き活躍。
トータルでの数字は前年から横ばいだが、チームが若返り、魅力的なチームが生まれつつある。
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↓
2015年B.ディクソン、全登板成績【昨年に続き、惜しくも2ケタ勝利ならず】
発売しました!
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三塁のバルブエナがアストロズへ、右翼のシアーホルツが広島に移籍。これは大した損失ではなかった。
ダイアモンドバックスから捕手のミゲル・モンテロ、アストロズから外野手のデクスター・ファウラーを獲得。彼らがリーダーシップを発揮。これが攻守両面で大きかった。
さらに2014年AA,AAAで43本塁打を打ったクリス・ブライアントを抜擢。新人ながら主軸の働きをした。
アスレチックスから来たプロスペクトのアディンソン・ラッセルともども内野にフレッシュな布陣ができた。
昨年ブレークした一塁のアンソニー・リゾは引き続き活躍。
トータルでの数字は前年から横ばいだが、チームが若返り、魅力的なチームが生まれつつある。
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2015年B.ディクソン、全登板成績【昨年に続き、惜しくも2ケタ勝利ならず】
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投手の球速アップと変化球の高度化が進み、また薬物が使いにくくなったこと、分業が徹底されたことで、投高打低が進みました。現在、3割30本を毎年コンスタントにマークできる打者は極めて少数になっています。
NPBにも似た現象は起こっていて、打撃成績は90年代よりも下落していますが、そこでの対応方針に違いがあります。
すなわちMLBは打率に目をつぶり、NPBは長打を捨てたということでしょう。
カブスのように、中心打者を除いて本塁打10〜15本のバッターを万遍なく揃え、打率は.250程度でよしとする打線は、現在の高度化した投手に対応するための代表的なソリューションです。
つまりビッグイニングは期待できないため、失投をどこかで捉えて長打に結びつけ、僅差で逃げ切るという勝利方針があり、それに適した打者を揃えるということですね。NPBとの違いが際立っていて興味深いです。