投手陣もアクシデント。しかし勝った。勝つチームはどうやっても勝つのではないか、とさえ思える。
セントルイス・カーディナルス 100勝62敗 ナ・リーグ中地区1位
2014年と2015年の比較。PRは(リーグの平均防御率―その選手の防御率)×投球回数÷9で求められる。
平均防御率よりも防御率が低くて、より投球回数が追い投手の数字が高くなる。
PRのマイナスは赤で示した。投球回数順。

現在のMLBで最高の投手の一人、アダム・ウェインライトは4月25日にアキレスけん断裂。9月まで投げることができなかった。
その穴は一人では埋まらなかったが、安定感のある先発投手が5人、二けた勝利を挙げた。
昨年夏に加入したベテランのラッキーが予想を上回る活躍。誰が先発でもレベルが落ちなかった。
救援陣は、クローザーのローゼンサルが昨年を上回る活躍。シーグリストもレベルの高いセットアッパーだった。
驚異的なのは、マウンドに上がった23人の投手のうち、20人がリーグの平均防御率を上回っていた(PRが黒字)こと。誰が投げてもレベルは落ちなかったのだ。
リーグ防御率は当然1位。強いチームとはこういうチームなのだろう。
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