賢明な補強策を続けてきたチームが、一瞬にしてばらばらになった。フランク・レン前GMの負の遺産を払拭したためと言われるが、日本では考えられない。


アトランタ・ブレーブス 67勝95敗 ナ・リーグ東地区4位

2014年と2015年の比較。ベージュは移籍、ブルーは新加入。グレーはMLB初昇格。文字のえんじ色は規定打席以上。

ATL-H


8人のレギュラー野手の内5人を放出。さらに新たに雇い入れた野手4人も、今夏に放出。いったい誰が残るのかと思わせる。
フィリーズがいたために最下位にはならなかったが、少し前までの最強チームは完全に潰えた。

昨年から残ったのは一塁のフレディ・フリーマン、遊撃のアンドレルトン・シモンズのみ。
しかしシモンズはオフにエンゼルスに移籍。
これにオリオールズから来て4年契約を結んだニック・マーケイキス、ヤンキースから来た新人でウリーベに代わって三塁を守ったアドリス・ガルシアらでチームを立て直すのだろうか。
キャメロン・メイビンは11月にタイガースに移籍した。

しばらくはごたごたが続くのだろうか。昨年就任したジョン・ハート新GMに残された時間は多くはないだろう。


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