BR(Batting Run)、PR(Pitching Run)という簡単な指標で打撃の収支を見る。カーディナルスの勝因、ロッキーズの異様さがはっきりわかる。
ナ・リーグ15球団の打撃成績。BRは、(各チームの平均打点-リーグの平均打点)×162で導き出した。
その順位で並べる。

NL-H


ロッキーズが得点、本塁打数、打点、OPS、BRでは1位。確かに点が入っていた。しかしパークファクターの要因があまりにも大きい。
続いてダイアモンドバックス、ナショナルズ、ジャイアンツの順。RCではダイアモンドバックス、チーム打率ではジャイアンツが1位。
最下位はブレーブス、その次に悪いのはマーリンズ。イチローは打撃では貢献していない。レッズは盗塁で1位。

ナ・リーグ15球団の投手成績。PRは、(リーグ防御率-各チームの防御率)×162で導き出した。

NL-P


今季のカーディナルス、パイレーツの投手陣は群を抜いていたことがわかる。カーディナルスはセーブ数でも1位。
制球力はナショナルズが1位、奪三振はカブス。

勝敗表にBR+PRの合計をくっつける。

NL-Total


BR+PRの順位と勝敗がほぼ一致する。
カーディナルスの打線は平均よりやや悪かったが、ダントツの投手陣で100勝を挙げた。パイレーツも投手先行。
ナショナルズのように投打ともにそこそこ優秀なチームは勝ち星が伸びなかった。

ロッキーズは見てのとおり。15球団一の打線も、投手陣のあまりの悪さの前には焼け石に水だった。はるかに傑出した打線がなければ浮上はない。

こうして俯瞰すると今年のナ・リーグの勢力図がわかる。最終順位は投手成績とほとんど同じ。結局、投手力ということか。


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