ヤクルトは、ミレッジ、ロマン、デニングとの契約を解除して、3人の新外国人投手と契約した。不良資産化していたミレッジ、働かなかったデニングはともかく、勝利の方程式の一人だったロマンの放出は意外だ。

3人の新戦力のうち、カイル・デービースは名前のある投手だ。
2001年のドラフト4巡目でブレーブス入団。同期いの一番はジョー・マウアー、他にリッキー・ノラスコ、JJハーディなどがいる。

Davies


エリートとは言えなかったが、着実に出世し、2005年にMLB昇格。ローテを担うが3年連続で期待に応えられず。
制球力に難があった。2回に1個くらい四球を出していた。

2007年にロイヤルズに移籍。弱かったロイヤルズではそれなりに評価されて、毎年先発の3~4番手として投げた。
しかし防御率はよくて4点台、相変わらず制球力がなかった。
2011年に1勝9敗という成績でFAに。この後肩の手術をしている。

以後、ツインズ、インディアンスと渡り歩くもMLB昇格はかなわず。今年4年ぶりにヤンキースでMLBのマウンドに上がるが1試合でFAとなった。

速球は150km/hには達しない。カットボールを多投する。
キャリアから見て先発候補だが、早々に結論が出る可能性もあろう。

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