まだ流動的な部分があるが、年末時点での各球団の外国人選手の在籍状況を見ていきたい。
まずはパ・リーグから。
2015年と2016年の比較。グレー地は在籍、白地は退団。赤字は新加入、青字は移籍、緑字は育成。

Gaikokujin-PL


今年はMLBのFA選手の移籍が早く、ウィンター・ミーティングを待たずに大物選手の去就が決まっている。その影響で、NPBの外国人選手の決定も早い。

しかしソフトバンクは李大浩の去就が不明。本人はチームに迷惑をかけることを気にしてMLB移籍が不調に終わればKBOに復帰する意向とも伝えられる。しかしソフトバンクは様子見のようだ。財力からしても、大物選手を獲得する可能性もある。
投手陣では先発の柱の一人、スタンリッジを出した。年齢からしても賞味期限と判断したのだろう。その代りに素人上がりの異色の経歴を持つスアレスを獲得。

日本ハムは3人の右腕と外野のハーミッダを出して右腕のマーティンを獲得。野手をさらに獲得する可能性はあろう。

ロッテは右腕二人と契約解除。ハフマンも放出。守備の要クルーズは巨人に移籍。ソフトバンクから放出されたスタンリッジを獲得。野手をあと1人くらい獲得の意向か。

西武は3人を放出し、台湾のCCLeeと左腕バンヘッケンを獲得。

オリックスは、右腕二人、内野1人、外野2人を放出。内野のモレル、外野のボグセビックを獲得。とにかくブランコが働くかどうかだろう。マエストリ、カラバイヨは再雇用の可能性がありそうだ。

楽天は昨年混乱していたが、今季は残留3人に加え、新規に3人を獲得。それにしても40男のレイや働いていないウィーラーを残した理由がよくわからない。



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