アストロズの予想外の躍進は、主として投手陣の功績だ。打線は上昇したわけではない。しかし顔ぶれはリフレッシュされつつある。

ヒューストン・アストロズ 86勝76敗 ア・リーグ西地区2位

2014年と2015年の比較。ベージュは移籍、ブルーは新加入。グレーはMLB初昇格。文字のえんじ色は規定打席以上。

HOU-H


三塁の荒っぽいドミンゲスを放出。ファウラーはバルブエナ、ストライリーとのトレードでカブスへ。

DHの扇風機カーターは貧打のシングルトンに代わって一塁にコンバート。

安打製造機になりつつあるアルチューべは引き続き3割、200本安打30盗塁をクリア。本塁打は倍増。トリプル3の可能性が見えてきた。

ブレーブスからやってきた元々は捕手のガッティス、バルブエナ、カーターが20本塁打。

これに加えて、2012年いの一番のカルロス・コレアがいきなり22本塁打。新人王を獲得。遊撃手としては守備に大いに不安が残るが、同期のプレストン・タッカーともども大いに期待を抱かせた。

チーム打率は15位から10位へ。やや進化した程度だが、顔ぶれはぐっと若返った。完全ウェーバー制の恩恵で、このチームは魅力的に変貌しつつある。


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