投手陣はアンバランスだ、しかし4位ながら負け越しはわずか2。
タンパベイ・レイズ 80勝82敗 ア・リーグ東地区4位

2014年と2015年の比較。PRは(リーグの平均防御率―その選手の防御率)×投球回数÷9で求められる。
平均防御率よりも防御率が低くて、より投球回数が追い投手の数字が高くなる。
PRのマイナスは赤で示した。投球回数順。

TB-P


昨年から4本の先発投手は上出来だった。
ここから大黒柱のプライスが抜け、コッブはトミー・ジョン手術で離脱。

しかしプライスのあとのエース格になったアーチャー、オドリッジがローテを維持。
マリナーズからエラスも・ラミレスを獲得し。当初は中継ぎだったが、5月14日から先発に転向。ここから11勝した。
ネイト・カーンズも含め、先発陣は勝ち星こそ上がらないものの、優秀だった。

問題は救援陣だった。クローザーに抜擢されたボックスバーガーは41セーブしたものの10敗、ブロウン・セーブも6つ。
彼がここまで取りこぼさなければ、ヤンキースに代わってポストシーズン進出も可能だった。

チーム防御率は5位から4位に上がったが、このアンバランスが命取りだったと言えよう。


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