ロッテは韓国三星にいた内野手ヤマイコ・ナバーロを獲得した。
単年契約で120万ドル。背番号は17、これNPB的には不思議ではある。
ドミニカ共和国出身、2006年にレッドソックスに入団。
キャリアSTATS
内野手。MLB選手としては体は小さかったが、身体能力は高かった。シュアな打撃と堅実な守備、
守備位置はマイナーでは外野も含めバッテリーと中堅を除く全ポジションを守る。遊撃が多かった。
MLBでも内野の全ポジションを守ったが、MLBでは長打があまり出ず、レギュラーの座はつかめなかった。
2014年に三星に入団。開幕当初は1番を打っていたが、長打を連発して中軸を打つようになる。
昨年はKBOの外国人選手記録である48本塁打を記録。
アジアに来てからブレークしたこと、特に長打が出だしたことは、こちらの野球への対応力があることを意味している。
それ以上に注目したいのは、選球眼。マイナー時代にもよく四球を選んでいた。韓国では長打を警戒されたこともあって、四球のほうが三振よりも大幅に多い。
右打者、MLBでは中距離打者だがパワー不足、選球眼が良い、というのは最近の外国人選手の成功のポイントだ(なぜ右打者がいいか、については後日説明する)。
クルーズの守備のように特化した長所はないが、期待できるのではないか。
ただ、三星とは契約でもめたようだ。やや気性が荒く、その部分が心配だが、クルーズ以上の活躍も期待できるだろう。
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そのあたりにどう対応するのか、まずはそこに注目ですね。
ただし総合的に見たら、クルーズよりはマシ(失礼)かと予想はいたしますが。