投手陣は「安泰」というわけではなかった。

カンザスシティ・ロイヤルズ 95勝67敗 ア・リーグ中地区1位

2014年と2015年の比較。PRは(リーグの平均防御率―その選手の防御率)×投球回数÷9で求められる。
平均防御率よりも防御率が低くて、より投球回数が多い投手の数字が高くなる。
PRのマイナスは赤で示した。投球回数順。

Kc-P


大黒柱のジェームズ・シールズが移籍。
先発は残るガスリー、バーガス、ベンチュラ、ダフィにパイレーツからボルケスを入れた。
しかしバルガスが4月末に戦線離脱したために5月には新加入のクリス・ヤングを先発に回した。8月にはジョニー・クエトを加えた。
それでも先発投手陣としては、昨年より見落とりした。

しかし救援陣は今年も優秀。ウェード・デービスが神がかったような好投。
さらに2014年はFAのまま終わったライアン・マドソンが素晴らしい投球。
ちなみにロイヤルズはメドレン、ホッチェバーと昨年投げていない投手をうまく使った。

チーム防御率は4位から3位へ。やりくりしながら高いレベルを維持したのはネッド・ヨスト監督の手腕というべきか。

クラシックSTATS鑑賞
2015年福井優也、全登板成績【2ケタ勝利まであと一歩の9勝】

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