すごくよく打っているような印象があるのに、数字を見たら大したことない、という選手だった。荒っぽいし松坂世代のロートルだから、それほど期待できないようにも思うが、見てみたい選手だ。
清原騒動の余波なのか、日本のメディアの扱いが異様に小さい。1歳下の巨人、ギャレット・ジョーンズよりは大物だ。
2001年のデビルレイズ18巡目、エリートではなかった。いの一番はご存知、ジョー・マウアー、マーク・タシェアラ、デビッド・ライトら同期には強打者がそろう。
ちなみに一昨年、楽天にいたケビン・ユーキリスは同期の8巡目、それよりも下だった。
キャリアSTATS

デビルレイズではいきなり長打力を発揮して注目される。
わずか2年でMLBに昇格。2005年にはMLBに定着。主にDHでオーブリー・ハフの22本に次ぐ21本を打った。
生え抜きであり、エバン・ロンゴリアが登場するまで、若手のホープだった。
しかしそれから伸び悩みが続き、レッズに移籍。
以後は主として2プラトーンの左投手用の打者として使われることが多かった。
レッドソックス時代の2013年のワールド・シリーズ第4戦では、6回にマネスからライナーで左中間に飛び込む3ラン本塁打を打ち、カーディナルスを4-1と突き放した。この試合は上原浩治がセーブを稼いだのでよく覚えている。
荒っぽい打者であり、アンドリュー・ジョーンズほどのすごみもない。あまり期待できないと思うが、いかにもMLB選手らしいたたずまいだ。
ぜひこの目で見てみたい選手だ。
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