MLBでは珍しくもないが、楽天はNPB最大級の補強をした。
左が2015年、右が2016年の陣容。ベージュが移籍選手。ブルーが新加入選手。グレーが新人選手。

RE-H


育成選手を除く野手の退団、戦力外は、以下の通り。

捕手  小山桂司 
内野手 片山博視 育成
    小斉祐輔 引退
    西村弥 引退
    山﨑浩司 引退
    森山 周 引退
    ムリーロ
    ペーニャ
    サンチェス
外野手 榎本葵 育成
    森山周
    

ウィーラーを除く外国人を入れ替えた。
ウィーラーを三塁から外野に回し、ロッテからFAで獲得した今江を三塁に、一塁に銀次をまわす。
新外国人のゴームズとアマダーにDHを争わせる。

楽天のレギュラー陣はほとんどが30代以上。若手が伸びていないところに、こってりと補強をした。
長期的には良いことはあまりないが、楽天としては何としても最下位を脱出したいのだろう。

ゴームズは名の通ったMLB選手だ。

ジョニー・ゴームズ、楽天に。|2016NPB

ただ、アンドリュー・ジョーンズのような貫禄、賢さはないように思える。

アマダーは、正しくはMLB育ちではなく、メキシコの野球選手だ。

Amador


超打高のメキシカン・リーグの成績だから、あまりあてにならない。昨年は41本塁打ではあるが。
それよりも193cm135kgというサイズに目を見張る。体重は李大浩を抜いてNPB最重量だ。シーズン通してプレーできるのか、怪我しないのか、と思う。

今江は故障さえしなければRC60くらいは可能だろうが、長打が減っている。大きな期待はできない。
むしろ栗原健太がどこまで回復しているかに注目したい。

それにしても若手の名前が出てこない。
西田哲朗から苗字を取った哲朗が、遊撃レギュラーに抜擢されるようだが、他に若手が出てこないのか。
有望と言われて久しい中川大志、北川倫太郎あたりはどうなのか。

もたもたしているとドラ1オコエ瑠偉が一気に先輩を抜くかもしれない。


2015年安藤優也、全登板成績【3年連続50試合登板、ベテランとして生きた見本】

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