投手陣は外国人選手中心の補強。
左が2015年、右が2016年の陣容。ベージュが移籍投手。ブルーが新加入投手。グレーが新人。
育成選手を除く野手の退団、戦力外は、以下の通り。
上園啓史
梅津智弘
藤江均
今野龍太 育成
斎藤隆 引退
小山伸一郎 引退
永井怜 引退
野手ともども思い切ったリストラだ。
楽天は、今年ドラフトで7人の選手を取ったが、6人が野手。投手は5位の石橋良太だけだった。
これは陣容が充実しているからではなく、首脳陣が活かせていない若手が蟠っているという認識を持っているからだろう。
昨年、規定投球回数に達したのは大エース則本だけ。
戸村、菊池、塩見、美馬、辛島、釜田と一時期活躍しながら伸び悩んでいる先発候補が多い。
こういう投手を再活性することでローテーションを立て直そうというところだろう。
安樂も今季は出てくるだろう。
新外国人はブリガムとリズの2人。
ジェイク・ブリガムは28歳と若い右腕だ。
2006年レンジャーズのドラフト6位、2012年にカブスに移籍するがすぐに出戻り、マイナーでは先発で投げた。
10年目の昨年、念願のMLB入りをするが、成績はさえず。
マイナーのBB9は3.4とそれほど悪くはないが、被安打が多い。打たせて取るタイプ。あまり精度の高くない投手だが、NPBの野球を学ぶことで成長期待か。中継ぎ起用ではないか。
アラメダ・リズはドミニカ出身。32歳。
2005年にオリオールズに入団。速球派で3年目には頭角を現したがMLBでは成功せず。KBOでは2013年に奪三振王。
マイナーでは奪三振数が投球回数を上回っている。キャリアから見ても先発候補だろう。
抑えは松井裕樹が健在。プレミア12での不振がやや気になるところだが、セットアッパーの福山、復活が期待されるミコライオ、青山、さらに2年目の入野らに期待がかかる。
こうしてみると顔ぶれはそろっている。この中から何人が一本立ちするかだろう。
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