投手陣も大リストラ。考えてみれば、この球団にはそれだけ不良資産が多かった。
左が2015年、右が2016年の陣容。ベージュが移籍選手。ブルーが新加入選手。グレーが新人選手。

OB-P


育成選手を除く投手の退団、戦力外は、以下の通り。

 井川 慶
 馬原孝浩 引退
 前田祐二
 マエストリ
 バリントン
 中山慎也
 榊原 諒 引退
 古川秀一
 戸田 亮 育成
 柴田健斗

井川はともかく、馬原は2014年まで主力だっただけに意外だった。新人王の榊原も不本意なまま。

打線同様、獲得したのは新外国人のエリック・コーディエだけ。

OB-Pi


2004年の2巡目でロイヤルズ入団。彼もエリート。しかし2回に1個歩かせるという制球難がネックとなって出世は遅かった。救援投手での起用だろうが、使えれば拾い物というところか。

このチームの浮沈はやはり金子千尋が握っていると考えるべきだろう。
昨年は好不調の波が大きく、完全復調とは言えなかった。
西に続いて東明が一本立ちし、ディクソンもいるが、金子が軸にならないと投手陣の再建はない。吉田もローテにいるべき選手ではある。これに即戦力期待の近藤大亮が加われば心強いが。

救援は昨年前半は壊滅状態だったが、佐藤達也がやや盛り返し、塚畑、新加入の白仁田、海田らが支えた。
比嘉、平野らが復活すればそれなりに計算できよう。

トータルで見れば、昨年のようなことはないと思えるのだが。

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