有意義な意見を寄せてくださった読者各位に敬意を表したい。
1) 清原和博の逮捕は、野球界(プロ、アマ問わず)にどんな影響を与えるだろうか。短期的、中長期的な見通しも含めコメントをお願いしたい。
2) 野球界は今回の事件を教訓として、どのような対策を立てるべきだろうか。これもプロ、アマを問わずに考えていただきたい。
3) 清原和博が罪に服したとして、彼は球界に復帰すべきだろうか。
に対する読者の見解。
バカ象
①ほとんどない。なぜなら、世間的なイメージでは野球と黒社会との付き合いはすでに周知の事実ですからね。黒社会とまではいかなくとも、小久保監督の脱税疑惑など、野球界はダーティなゴシップに事欠かない。したがって、現時点ではなんのダメージもない。ただし、野村氏がいうように、清原が現役時代から薬物を使用しており、あまつさえ半ば公然の秘密であったということが立証されれば、それは球界を揺るがす大スキャンダルになる。そのときは、文科省からもなにかしらのお沙汰があるだろうと思われます。
②当然、黒社会とのつながりを断ちきることだが、現実的には不可能でしょう。昭和からの深いつながりを今さら無くすことはできないと思われます。せいぜいが球界全体での啓発運動くらいでしょうが、いくらやるなと言ったところで、抜本的な対策をとらなければ第二の清原は生まれる。
③すべきかどうかでいえば、それは清原じしんが決めること。してもよいかどうかでいえば、罪をつぐなった以上、その権利はある。ただし、薬物犯罪は再犯率が高く、指導者が薬物で逮捕となればチームは壊滅的な打撃を受けるので、実質的に球界復帰の道はありませんね。江夏氏のように、数十年間薬物を絶ったという実績を作れば臨時コーチくらいは可能でしょうが。
みやびの
1) 清原和博の逮捕は、野球界(プロ、アマ問わず)にどんな影響を与えるだろうか。短期的、中長期的な見通しも含めコメントをお願いしたい。
現代社会の情報の消費と飽きられる速度は尋常じゃなく増加しています。
野球賭博の話が最近全く出てこないことに気付き驚愕しました。マスコミレベルではこの事件もあっという間に消えてなくなってしまう事でしょう。これが短期。
しかし中長期で言うなら、これで発生したマイナスイメージはボディブローのように効いてくるでしょう。
2) 野球界は今回の事件を教訓として、どのような対策を立てるべきだろうか。これもプロ、アマを問わずに考えていただきたい。
今の野球選手に対する対策は無論大切ですが、
今回の問題で重要なのは、「現在進行形で野球選手じゃなくても。野球選手経験者が犯罪をすれば野球界のマイナスになる」という点です。
よって対策として挙げるのならば球界を去った野球選手に対するケアと考えます。
学がない以上、器用な方には就職先の世話や、不器用な方には介護士などすぐ仕事ができる資格の斡旋補助が必要ではないか。
今回の清原容疑者のように功成り名も遂げて財産のある人は関係ない話ですが、大多数の元野球選手は生活の苦しさから裏社会と結びついてしまうのではという考えです。
3) 清原和博が罪に服したとして、彼は球界に復帰すべきだろうか。
江夏さん、池永さんに準じます。
解説者やタレント、臨時コーチなどで関わるのはいいかもしれませんが、常駐コーチ・監督などで野球界に復帰すべきではないと考えます。
無論。薬物・裏社会と完全に関係を断つのが条件です。
CRANE
この問題が起きてからずっとROM専だったのですが(ガッカリして意見する気にもならなくなっていました)、広尾さんが広く意見を集めているようなので、自分もちょっと意見を出してみます。
①短期的にはそれほど大きな問題はないと思います。清原の逮捕で野球ファンが野球離れを起こすなどということはないでしょう。ただ長期的には野球界にボディブローのように効いてくるダメージになってしまったと思います。野球ファン以外の野球に対する見方がかなり剣呑なものとなったでしょうね。特に子供を持つ母親達はあまりに子供に野球をやらせたいとは思わなくなるのではないでしょうか。清原以外にも、野球界は暴力団絡みの不祥事が多すぎます。
②この問題が起きてからの広尾さんの発言を読んで、野球界ではやはりドーピング検査は難しいのだろうなと思いました。興行面が強い野球は観客をたくさん呼べる反面、選手への負担も大きく、薬に頼らないといけない面があるんでしょうね。お客を呼び、楽しませてこそのプロ野球、という考えは間違っていないと思います。ファンも多少の薬の使用は認めるのではないでしょうか?(もちろん痛め止め等の限りです)…その代わり五輪とかに関わることは野球は自粛したほうがいいと思いますが。
③鷹Deさんの意見と同じになりますが、野球界が暖かく手をさしのべて…とかしてはいけないと思います。それは甘やかし以外の何ものでもない。いままでそうやってずっと清原を甘やかしてきたから、あのようなモンスターになってしまったのでしょう。あくまで清原自身が深く反省し、もう一度信頼を得るための地道な…地味な努力を積み重ねた上で野球の現場に戻ってくるなら、世間も清原の罪を許し更生を認めてくれると思います。…でもおそらくそれは長く辛い道のりになるでしょうね、四国のお遍路ですら途中で投げてしまった清原にそのような努力が出来るでしょうか?
1951年江藤正、全登板成績【最多勝でパ・リーグ初優勝に貢献】
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2) 野球界は今回の事件を教訓として、どのような対策を立てるべきだろうか。これもプロ、アマを問わずに考えていただきたい。
3) 清原和博が罪に服したとして、彼は球界に復帰すべきだろうか。
に対する読者の見解。
バカ象
①ほとんどない。なぜなら、世間的なイメージでは野球と黒社会との付き合いはすでに周知の事実ですからね。黒社会とまではいかなくとも、小久保監督の脱税疑惑など、野球界はダーティなゴシップに事欠かない。したがって、現時点ではなんのダメージもない。ただし、野村氏がいうように、清原が現役時代から薬物を使用しており、あまつさえ半ば公然の秘密であったということが立証されれば、それは球界を揺るがす大スキャンダルになる。そのときは、文科省からもなにかしらのお沙汰があるだろうと思われます。
②当然、黒社会とのつながりを断ちきることだが、現実的には不可能でしょう。昭和からの深いつながりを今さら無くすことはできないと思われます。せいぜいが球界全体での啓発運動くらいでしょうが、いくらやるなと言ったところで、抜本的な対策をとらなければ第二の清原は生まれる。
③すべきかどうかでいえば、それは清原じしんが決めること。してもよいかどうかでいえば、罪をつぐなった以上、その権利はある。ただし、薬物犯罪は再犯率が高く、指導者が薬物で逮捕となればチームは壊滅的な打撃を受けるので、実質的に球界復帰の道はありませんね。江夏氏のように、数十年間薬物を絶ったという実績を作れば臨時コーチくらいは可能でしょうが。
みやびの
1) 清原和博の逮捕は、野球界(プロ、アマ問わず)にどんな影響を与えるだろうか。短期的、中長期的な見通しも含めコメントをお願いしたい。
現代社会の情報の消費と飽きられる速度は尋常じゃなく増加しています。
野球賭博の話が最近全く出てこないことに気付き驚愕しました。マスコミレベルではこの事件もあっという間に消えてなくなってしまう事でしょう。これが短期。
しかし中長期で言うなら、これで発生したマイナスイメージはボディブローのように効いてくるでしょう。
2) 野球界は今回の事件を教訓として、どのような対策を立てるべきだろうか。これもプロ、アマを問わずに考えていただきたい。
今の野球選手に対する対策は無論大切ですが、
今回の問題で重要なのは、「現在進行形で野球選手じゃなくても。野球選手経験者が犯罪をすれば野球界のマイナスになる」という点です。
よって対策として挙げるのならば球界を去った野球選手に対するケアと考えます。
学がない以上、器用な方には就職先の世話や、不器用な方には介護士などすぐ仕事ができる資格の斡旋補助が必要ではないか。
今回の清原容疑者のように功成り名も遂げて財産のある人は関係ない話ですが、大多数の元野球選手は生活の苦しさから裏社会と結びついてしまうのではという考えです。
3) 清原和博が罪に服したとして、彼は球界に復帰すべきだろうか。
江夏さん、池永さんに準じます。
解説者やタレント、臨時コーチなどで関わるのはいいかもしれませんが、常駐コーチ・監督などで野球界に復帰すべきではないと考えます。
無論。薬物・裏社会と完全に関係を断つのが条件です。
CRANE
この問題が起きてからずっとROM専だったのですが(ガッカリして意見する気にもならなくなっていました)、広尾さんが広く意見を集めているようなので、自分もちょっと意見を出してみます。
①短期的にはそれほど大きな問題はないと思います。清原の逮捕で野球ファンが野球離れを起こすなどということはないでしょう。ただ長期的には野球界にボディブローのように効いてくるダメージになってしまったと思います。野球ファン以外の野球に対する見方がかなり剣呑なものとなったでしょうね。特に子供を持つ母親達はあまりに子供に野球をやらせたいとは思わなくなるのではないでしょうか。清原以外にも、野球界は暴力団絡みの不祥事が多すぎます。
②この問題が起きてからの広尾さんの発言を読んで、野球界ではやはりドーピング検査は難しいのだろうなと思いました。興行面が強い野球は観客をたくさん呼べる反面、選手への負担も大きく、薬に頼らないといけない面があるんでしょうね。お客を呼び、楽しませてこそのプロ野球、という考えは間違っていないと思います。ファンも多少の薬の使用は認めるのではないでしょうか?(もちろん痛め止め等の限りです)…その代わり五輪とかに関わることは野球は自粛したほうがいいと思いますが。
③鷹Deさんの意見と同じになりますが、野球界が暖かく手をさしのべて…とかしてはいけないと思います。それは甘やかし以外の何ものでもない。いままでそうやってずっと清原を甘やかしてきたから、あのようなモンスターになってしまったのでしょう。あくまで清原自身が深く反省し、もう一度信頼を得るための地道な…地味な努力を積み重ねた上で野球の現場に戻ってくるなら、世間も清原の罪を許し更生を認めてくれると思います。…でもおそらくそれは長く辛い道のりになるでしょうね、四国のお遍路ですら途中で投げてしまった清原にそのような努力が出来るでしょうか?
1951年江藤正、全登板成績【最多勝でパ・リーグ初優勝に貢献】
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2)対策は何も取らないでしょう。ビジョンを持った選手も今はいないので、そのまま何も変わらないでしょう。選手に立ち上がってほしいと思いますが、マスコミやファンを見れば、選手だって見て見ぬふりが一番利口だとよく知っていると思います。
3)球団は選手を育成することはできても、幼児を大人にすることはできません。清原はずっと継続して幼児だったし、それはこの先も変わらない。彼は非常に人当たりが良く目上の人にもかわいがられますが、実はそれが、「相手が聞きたいことを調子を合わせて言っているだけ」ということに気が付いている人は、少ないと思います。球界の大物に会えば「自分はこんなに野球が好きなんです」と思い入れを語る。不祥事の後には、「反省してます」という神妙なポーズもする。桑田や嫁の悪口で周りが同情してくれれば、泣いて見せたり怒って見せたりしながら何度も繰り返す。彼の態度や言葉は、常に「相手の共感を得る」ためのツールでしかないから、そこに真実は一切ない。けれど、彼には嘘をついている自覚は全くないでしょう。ただ共感が欲しいだけ。こういう人間はいますが、彼ほど価値観が間違っていたり、自分を省られない人間もいません。きちんとした自我があるのかすら疑問に思っています。大人になる過程で、自分や自分を取り巻く環境を客観視するようになっていくものですが、それも全くない。生理的に受付けない。