セについても見ていこう。

かい離のランキング。RC-RBI。セ・リーグ+20傑。

RC-RBI-C01


1位は意外や鳥谷敬。打点は42だが、RCは83.33もある。
これは打点王の畠山和洋の83.78とほぼ同じ。

鳥谷は6本塁打、42打点9盗塁だが、四球が89もあり、三振よりも多い。こういう選手が上位に来る。
守備の上では限界に近いが、鳥谷は打線には欠かせないことがわかる。コンバートすべきだと思うが。

2位に山田哲人は順当。大島は打点が低すぎることで上位に上がったと思われる。

川端が5位。打点が低くても貢献度が高い。

広島の菊池、田中、丸はRCが高い理由がそれぞれ異なる。
菊池は犠打数の多さ、田中は安打数と打率、丸は四球でRCを稼いだ。

-のランキング。

RC-RBI-02


山田哲人、川端慎吾は+のランキングの上位にいるが、同じチームのもう一人のタイトリスト畠山和洋は、ワーストだ。

エルドレッドもそうだが、他の仕事は期待されず、ただひたすら後期に大きいのを打つことを期待される選手が多い。
同時に鈍足で、手数が少ない選手もいる。

これでわかるのは、RCとRBIの差が+に大きい選手も―に大きい選手も、それなりに意味があるということだ。

+に大きい選手は「打点以外の徳目で、打点を稼ぐ打者と同価値の仕事とをしている」ということ。1,2番打者が多い。
―に大きい選手は、他の仕事はあまりしないが、打点は稼いでいる。4番打者が多い。



門田博光、チーム別&球場別本塁打数(南海時代)|本塁打大全

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