KKとは異なり、松坂大輔は3年の春夏だけしか出場していないが、どちらも優勝している。このスコアを見ていきたい。
98年の春、横浜は前年の秋季関東大会で水戸商、浦和学院、日大藤沢を破って優勝。
選抜大会に選ばれた。
甲子園は96年の夏以来。3回戦で敗退。このとき松坂は在籍していたが出場せず。同期では後藤武敏が代打で1打席だけ出場。
初戦の相手は報徳学園。

報徳は昨年選抜ベスト4。強打者鞘師智也を擁し、強豪の一角。
松坂は投球練習の1球目をバックネットにぶつけて場内を沸かせる。
横浜は4回に後藤の内野安打を足掛かりに先制、5回には佐藤と柴の連打で1点、7回には後藤が右中間フェンス直撃の二塁打などで4点を加える。
報徳は2回1死一塁と6回無死一塁でバント失敗。好機を逃した。
松坂は直球が走らず、捕手の小山は変化球主体で投球を組み立てたが、余裕の勝利だった。
新聞では、すでに「大輔」が荒木大輔にちなむこと、そしてマウンドさばきが江川卓に似ていることなどが報じられている。
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