要するに、巨人は腐っていたということだ。文春のヒットはどれだけ続くのか。そしてNPBどこまで堕ちるのか。
巨人に蔓延する“賭博病”|野球報道
スポニチ
巨人は8日、都内で記者会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与したと発表した。八百長行為は確認されていない。
NHK
巨人は29日に週刊誌の取材を受けて、高木京介の関与の可能性を指摘された。球団は高木に話を聞いたが、その時は否定。
しかし高木は家族や知人に相談をして、翌日、球団に賭博をしていた事実を明かした。
デイリースポーツ
巨人は8日夜、東京都内の読売新聞本社で会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたことを明らかにした。昨年10月に発覚した一連の賭博問題の責任を取って元オーナーの渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長が辞任することも発表。会見で森田清司執行役員総務本部長コンプライアンス担当は「球団の責任者として、3人とも去年で膿を出し切れなかったという責任を強く感じているということ」と説明した。

先日紹介した通り、巨人を追放された松本はTという選手に賭博の貸金が100万円ほどあると話していた。その返済を迫ったところ、巨人から「恐喝するな」と言われたと話した。
高木京介がTであるのは間違いないだろう。
福田聡志 通算14勝16敗1S
笠原将生 通算1勝0敗1S
松本竜也 一軍成績なし
高木京介 通算6勝0敗1S
高木京介は今季も戦力として期待される選手だった。こういう形で大物選手が芋づる式に上げられる悪夢が脳裏に浮かぶ。
「疑わしきは罰せず」の結果がこれである。
ロッカールームや寮で恒常的に賭博が行われていたにもかかわらず、そして外部の関係者によって、他の人間の賭博への関与が指摘されていたにもかかわらず、巨人は、最初から、3人のクビを切って幕引きを図るつもりでいた。
しかし、実態が実態だけに、そんなことがまかり通ることはなかった。
巨人は年寄りの首を切って差し出すだけではなく、自らの手で腐敗を徹底的に暴かなければならない。自浄能力がないのは明らかだが、これ以上腐敗を外部から指摘されるようでは、球団、そしてNPBの「信用」が持たない。死ぬ気でやれ!
恐らく文春は、今週は福田聡志のインタビューを掲載するはずだ。
ここで、笠原、松本、福田、高木京以外の選手の関与など、新たな事実が明るみに出る可能性は高い。
笠原ら3人は、寮を出てから警視庁の取り調べがあった期間は球団がホテルを取ってくれたが、そのあとは一切連絡を絶たれたという。
3人はその非情さに憤っているふしがある。彼らが巨人を守る理由はもはやない。さらに大胆な告発をする可能性は大きい。
時間は全くないが、巨人は文春の発表の前に、疑わしき関係者は根こそぎ調べつくして、公表すべきである。越智大佑など、関与の疑いがある元選手も調査すべきだ。
これは、巨人一個の問題ではない。NPBの信頼を揺るがす問題だ。保身に走っては野球の将来がなくなる。
笠原や松本の話では、球団の取り調べは厳しかった。取り上げられた携帯は消去したメールの履歴も復元されて、調べ上げられたという。
しかしそれは、3人の「クロ」の証拠を完ぺきにする目的だったのであり、そこから派生して他の選手の疑惑を追及するものではなかった。予定調和的なものだったと言って良いだろう。
巨人はこの方針を改めて、自らの身にメスを入れて、出血覚悟で患部をえぐり出さなければならない。それが球界一の名門チームが見せるべき「矜持」というものだ。
笠原、松本は、NPBの取り調べや手ぬるかったと言っている。
NPBがお飾りで、危機にさして屁のツッパリにもならないことが、これで露呈された。
検察出身の熊崎コミッショナーは、例によって「遺憾だ」と言っているが。遺憾なのはコミッショナーその人だ。能力がないのなら、責任を取って辞任すべきだろう。
1968年池田重喜、全登板成績【新人ながら5勝を上げる】
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巨人は8日、都内で記者会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与したと発表した。八百長行為は確認されていない。
NHK
巨人は29日に週刊誌の取材を受けて、高木京介の関与の可能性を指摘された。球団は高木に話を聞いたが、その時は否定。
しかし高木は家族や知人に相談をして、翌日、球団に賭博をしていた事実を明かした。
デイリースポーツ
巨人は8日夜、東京都内の読売新聞本社で会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたことを明らかにした。昨年10月に発覚した一連の賭博問題の責任を取って元オーナーの渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長が辞任することも発表。会見で森田清司執行役員総務本部長コンプライアンス担当は「球団の責任者として、3人とも去年で膿を出し切れなかったという責任を強く感じているということ」と説明した。

先日紹介した通り、巨人を追放された松本はTという選手に賭博の貸金が100万円ほどあると話していた。その返済を迫ったところ、巨人から「恐喝するな」と言われたと話した。
高木京介がTであるのは間違いないだろう。
福田聡志 通算14勝16敗1S
笠原将生 通算1勝0敗1S
松本竜也 一軍成績なし
高木京介 通算6勝0敗1S
高木京介は今季も戦力として期待される選手だった。こういう形で大物選手が芋づる式に上げられる悪夢が脳裏に浮かぶ。
「疑わしきは罰せず」の結果がこれである。
ロッカールームや寮で恒常的に賭博が行われていたにもかかわらず、そして外部の関係者によって、他の人間の賭博への関与が指摘されていたにもかかわらず、巨人は、最初から、3人のクビを切って幕引きを図るつもりでいた。
しかし、実態が実態だけに、そんなことがまかり通ることはなかった。
巨人は年寄りの首を切って差し出すだけではなく、自らの手で腐敗を徹底的に暴かなければならない。自浄能力がないのは明らかだが、これ以上腐敗を外部から指摘されるようでは、球団、そしてNPBの「信用」が持たない。死ぬ気でやれ!
恐らく文春は、今週は福田聡志のインタビューを掲載するはずだ。
ここで、笠原、松本、福田、高木京以外の選手の関与など、新たな事実が明るみに出る可能性は高い。
笠原ら3人は、寮を出てから警視庁の取り調べがあった期間は球団がホテルを取ってくれたが、そのあとは一切連絡を絶たれたという。
3人はその非情さに憤っているふしがある。彼らが巨人を守る理由はもはやない。さらに大胆な告発をする可能性は大きい。
時間は全くないが、巨人は文春の発表の前に、疑わしき関係者は根こそぎ調べつくして、公表すべきである。越智大佑など、関与の疑いがある元選手も調査すべきだ。
これは、巨人一個の問題ではない。NPBの信頼を揺るがす問題だ。保身に走っては野球の将来がなくなる。
笠原や松本の話では、球団の取り調べは厳しかった。取り上げられた携帯は消去したメールの履歴も復元されて、調べ上げられたという。
しかしそれは、3人の「クロ」の証拠を完ぺきにする目的だったのであり、そこから派生して他の選手の疑惑を追及するものではなかった。予定調和的なものだったと言って良いだろう。
巨人はこの方針を改めて、自らの身にメスを入れて、出血覚悟で患部をえぐり出さなければならない。それが球界一の名門チームが見せるべき「矜持」というものだ。
笠原、松本は、NPBの取り調べや手ぬるかったと言っている。
NPBがお飾りで、危機にさして屁のツッパリにもならないことが、これで露呈された。
検察出身の熊崎コミッショナーは、例によって「遺憾だ」と言っているが。遺憾なのはコミッショナーその人だ。能力がないのなら、責任を取って辞任すべきだろう。
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自浄作用全くなしで物凄く恥ずかしいですね
いや、恥ずかしいとか言うレベルではなく信用問題に関わってきますね