カブスの公式サイトでは、ついに顔写真が載ることはなかった。無名のマイナーリーガーの扱いのままだった。

昨年まで阪神にいたマット・マートンは、MLBでのオファーを待ったが、カブスのマイナー契約のみ。招待選手(NRI)としてカブスのキャンプに参加した。

カブスはこのスプリングトレーニングで昨日までに、57人の野手を試した。
昨日までの成績と今のステイタス。

Murton


57人中ロースターに載っているのは14人、40人枠が3人、キャンプ招待選手のまま生き残っているのが9人、残る31人はマイナー行きを通告されるか、リリースされるか、トレードされた。

川﨑は、チーム最多の15安打を打ち、.395と絶好調。しかし、それでもNRI。二塁には評価の高いベン・ゾブリストがいる。レギュラーの座は厳しいだろう。
しかし、三塁のビラニューバが出遅れている。遊撃も含めて、内野のユーティリティ、守備固めとして使われる可能性はあろう。

川﨑の強みはMLBの指導者が「どんな選手か」を知っていることだ。大きな期待はできないが、置いておけばきっちり仕事をする。
チームのムードメーカーとしての役割を評価されているかどうかはわからないが、少なくとも控えとしては好適な選手だ。
34歳という年齢はマイナス要素だが、彼には利用価値があると思われていることだろう。
ただし開幕ロースターには載らないのではないか。AAAで頑張って、早いうちに引き上げられるパターンだろう。

しかしマートンは、未知数の選手だ。日本の来る前の中距離打者としての評価は過去のものになっている。
皮肉なことに、カブスでは日本の川﨑の方がはるかに「知られた存在」なのだ。
34歳という年齢、そして安打は打つが、大きいのがないというのが厳しい。NPBでの「守備はいまいち」という評判も伝わっているだろう。

そして外野には、フィリーズ全盛期のスター選手だったシェーン・ビクトリーノが落剝してNRIで来ている。
この大物を差し置いてマートンを取るのは難しいだろう。

マイナースタートをマートンは受け入れるのかどうか。どういう契約なのか。
できれば、カブスでなくてもいいから、AAAでいいところを見せて、MLBに昇格してほしいところだ。


開幕投手ベストピッチング


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