バドミントン協会の処分が決まった。まだNTT東日本の処分は発表されていないが、この時点でのNPBとバドミントン協会の処分について比較しておきたい。
有害行為と処分について一覧にした。
●は名前が特定できているもの。▲は発表されていないもの。

Syobun


NPBが処分を下したのは、プロ野球の賭博に関与した4人だけ。
高木京介は野球賭博への関与の度合いが薄かったことと、自ら申し出たことで失格処分が1年に減刑されている。
しかし、違法賭博である裏カジノでの闇スロットをしていたことが唯一明らかになっている。

そのほか、裏カジノに通っていたことが分かっている巨人選手が複数いる。

野球賭博である可能性が極めて高い高校野球くじには、多数の巨人の選手、阪神、ヤクルト、DeNAの選手、ソフトバンクの職員が関与していたことが分かっている。

その他のさまざまな有害行為と疑わしい事案についてはNPB、球団はすべて「野球協約上問題がない」とし、口頭注意等にとどめた。
しかしながら、以後は禁止とした。「ばれたからしゃあない」と言っているようなものだ。

なおNPBは野球賭博への関与者に自ら名乗って出るように呼び掛けている。高木京介と同様の選手が出てくることを期待している(ふりをしている)。
しかし、それ以外の有害行為、疑わしき行為については一切問題視していない。
裏カジノが摘発されれば、遊んでいた客の名前も警察にわたる。
そこから聞き合わせがあった場合、NPBはどうするのか。おそらく隠ぺいするのだと思うが。

バドミントン協会は、裏カジノに出入りしていた8人全員に処分を下した。
田児の無期限登録抹消は、実質的な追放処分だ。
桃田は2020年東京五輪への出場の可能性を残した。古賀も同様。
他の選手、OBは、6か月出場停止。もともと五輪に出場する可能性はなかった。

実名を公表することも社会的制裁だから、公表する、しないでも処分に差をつけたことになる。
※バドミントン協会では実名を公表しているとのこと。修正する。

処分はこれだけでない。NTT東日本の処分が今日発表される。
田児の解雇は決定的だろう。桃田以下の処分が注目される。監督の管理責任も問われるだろう。休部、廃部の可能性もあると思う。
有期の出場停止処分でも、NTT東日本から解雇されれば、桃田たちは練習場所を探して動かなければならない。自業自得だが選手生活を続けることは極めて厳しくなるだろう。

野球とバドミントンの処分については一目瞭然。メディアはこのことを取り上げない。
記事としてバリューがないとは思えないが。

NPBに脅されて震えているのだろう。気を利かせて黙っているのかもしれない。
三下メディアも気苦労が絶えないことだ。

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