今日のレイズ戦。
田中将大は、ピッチャーズプレートの左端に立っていた。それまでは真ん中よりやや右側、三塁側から投げていた。コーチのアドバイスでそうしたという。わずか40センチほどの移動だが、劇的な効果があったようだ。

0527-Tanaka


1回裏、三者凡退。スライダーの切れが非常に良い。プレートの位置が変わったからか、曲がりながらストライクゾーンの低め一ぱいに入ってくる。

2回裏、ボール球先行は意図したものか。シンカーも右打者の懐に鋭く入っていく。しかし左打者には球筋が見えやすくなったようで、モリソンは三直。

3回裏、投げミスがほとんどない。三者凡退。

4回裏、これまであまり切れがなかったカットボールも生きてくる。

レイズのアーチャーも好投。0-0のまま中盤に

5回裏、先頭のピアースが中前に運ぶ。暴投で二塁へ。ここでモリソンは中前へ抜けそうなゴロ。田中はこれに飛びつくと、二三塁間にいたピアースを追いかけてタッチアウト。素晴らしい。
ジェニングスを退け、ディッカーソンの当りは意外に伸びたがガードナーがフェンス際でキャッチ。

6回表、マッキャンの3ゴロで1点、さらにDLから復帰したA-RODが左中間に一発。3点が入る。
6回裏、二死からガイヤーに二塁打を打たれ、暴投で三塁に進ませるもミラーは投ゴロ。
この時点で71球。完投ペースかと思われたが。

7回裏、82球で降板。
言うことなしだった。

ヤンキースは田中、エバルディ、ピネダ、CCサバシア、セベリーノに加えイヴァン・ノバもローテに組み入れて6人で先発を回している。
田中の負担は軽減されるが、それだけにもう少し投げても良かったと思う。


1976年渡辺弘基、全登板成績【73試合に登板、当時のセ・リーグ新記録】

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