斎藤佑樹の文春砲によるダメージは小さくないものがあるだろう。


先発に転向してから、ほぼ「中2週間」で投げている。

YukiSAIto


昨日は、不振にあえぐ西武が相手だったが、1回表田中賢介のタイムリーで1点先取してもらったにもかかわらず、1回裏、先頭の金子侑を歩かせ、秋山は内野安打。ここで森友也に左中間二塁打を打たれ、さらに浅村にも三塁線を抜ける二塁打、中村剛也にも左前に運ばれた。1死も取れないうちに3点、2回裏にも金子侑を歩かせ、秋山に2ランを打たれる。
全く覇気がない登板に終始した。

前回は、文春砲が炸裂する中、オリックスを4四球を出しながらも無失点に抑えたのだが、今回はそうもいかなかった。

斎藤佑は、実力はともかく、人気の面ではまだ少なからぬ力があり、興行的価値がある投手だった。
ソフトバンクを追撃する日本ハムに、それほど余裕があるわけではないが、ローテの谷間に入れて、あとはファームで調整させるというパターンができつつあった。

その矢先のスキャンダル噴出は、球団の斎藤への評価を変える可能性があるだろう。
華やかな女性の話ではなく、せこい「たかり」であり「ハンカチ王子」のイメージを損なうような話だった。

ただし日ハムは、このスキャンダルでの斎藤の処分はせず、コメントも出さなかった。記者クラブを通じて圧力をかけたようで、スポーツ紙、一般紙もこれを取り上げなかった。取り上げたのは東スポだけ。いまさらメディアに何の期待もしないが、こういう関係なのだ。

文春は先週も追加記事を出した。斎藤の車は「車庫飛ばし」の疑いがあるというもの。大した記事ではなかったが、斎藤の「ベーマガ池田社長の脇が甘いからこうなった」というコメントが載った。

球団のイメージを考えれば、斎藤はそろそろ賞味期限が切れつつあるのではないか。今オフの去就が気になるところだ。

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