ペナントレースの醍醐味とはこれだろう。別にハムのファンではないが、こういうせめぎ合いは面白い。

カレンダーに両チームの戦績を落とし込んだ。GBは、ソフトバンクから見た両チームのゲーム差。

SB-NF


4月半ばからソフトバンクのエンジンが掛かり初めて、日本ハムをぐんぐん引き離す。

4月末のゲーム差は4ゲーム、5月に入って直接対決は五分だったが、ソフトバンクは2度の連勝があり8.5差に。

6月、例年交流戦で白星を荒稼ぎするソフトバンクは、4敗しかしなかった。8敗した日本ハムとの差は交流戦明けの6月24日の時点で11.5差。そふとばんくにいつマジックが点灯するか、という話題が出た。

暗転するのは7月、本拠地での直接対決でソフトバンクは3連敗。オールスター明けからソフトバンクは失速。

8月、ソフトバンクは8勝12敗、日本ハムは13勝8敗、8月18日にはゲーム差で実質的に捉え、昨日勝率でもキャッチアップした。

日本ハムは、大谷翔平が打線の中軸に座ったのが大きかったが、有原に続き高梨と、大谷が休んでもいい投手が次々と出てきている。

ソフトバンクは看板の打線に陰りが見えた上に、先発投手陣がぱっとせず。そしてソフトバンクは大谷に4割以上打たれてもいる。
おまけに大黒柱のサファテが怪我。
お呼びがかかることはないと思われた松坂大輔に期待しなくてはならない事態だ。

3軍まで持っている大軍団ソフトバンクを、育成なしの少数精鋭日本ハムが捉えたわけだ。
この勝負は「ビジネスモデル」の激突でもあるのだ。



豊田泰光、全本塁打一覧(後編・1960~1969、その他)|本塁打大全



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