「けんか八郎」と言われたトラブルの多かった強打者。

山本八郎本塁打大全



1937年9月生まれ。同年生まれに須藤豊、稲尾和久、藤本勝巳、ジーン・バッキー、阿南準郎、江藤愼一、畑隆幸、MLBではブルックス・ロビンソン、オーランド・セペダ、ホアン・マルシャル。

浪商時代に選抜で優勝。1956年東映に入団。張本勲と浪商では重なっていない。

キャリアSTATS

8-Yamamoto


初出場は開幕2戦目の1956年3月21日の駒沢球場、毎日戦、8番捕手で先発出場し、植村義信から初安打を記録。3番中堅には毒島章一。

安藤順三を押しのけて1年目から正捕手。以後2年は安藤と併用されたが、守備では安藤に一日の長があった。1957年は春先から好調で、オールスターにも選ばれるが、8月に右腕を骨折。翌1958年5月に審判に暴行。出場停止処分を受ける。
1959年三塁にコンバートされる。しかし翌1960年、捕手に戻り、ここから攻守に進境を見せる。
1962年には再び安藤にポジションを奪われ、翌年、近鉄に移籍。

近鉄では外野にコンバートされ、ブルーム、土井正博とクリーンナップを組む。実際には近鉄時代こそが、山本八郎の全盛期と言えよう。
オールスターにも3年連続で選出されている。

1000本安打は1965年9月1日の東京スタジアムの東京戦、3番中堅で先発し、坂井勝二から記録。

1967年ヤクルトに移籍。引退後は解説者なども務めた。生きにくい人生を生きているようだ。


1975年佐伯和司、全登板成績【2年ぶりの2ケタ勝利】


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