小柄だが強打で鳴らした三塁手。

西園寺昭夫 本塁打大全



1937年10月生まれ。同年生まれには若生 智男 、和田 明 、須藤 豊 、稲尾 和久 、藤本 勝巳、嵯峨 健四郎、畑 隆幸、MLBではブルックス・ロビンソン、オーランド・セペダ、クリート・ボイヤー、ホアン・マリシャル。

熊本工時代には選抜に出場。東洋レーヨンを経て1957年に東映に入団。

A-Saionji


初出場は、1957年7月28日、駒沢球場の毎日戦、ダブルヘッダー第1戦、7回裏に牧野伸の代打で出場。
初安打は、同日の第2戦、7回裏に飯尾為男の代打で出場、和田功から二塁打。

3年目、1959年にはレギュラーになり、新人の張本勲と中軸を組む。
小柄だがパンチ力があり、クラッチヒッター。思い切り引っ張る打撃ができた。
また選球眼もよかった。足も速く、信頼感のある選手だった。
1962年の日本シリーズでは本塁打を打っている。

1000本安打は1966年10月9日、後楽園の西鉄戦、1番三塁で先発し、3回裏に田中勉から中前打。
1967年に金銭トレードで阪神へ。外野手として起用される。
さらに1969年トレードでアトムズに移籍、遊撃手として正位置を獲得するが、負傷によって離脱し、1970年に引退した。33歳。
選手生活後半は不運だった。

2011年に死去。



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