3年連続盗塁王に輝いた快速、好守の外野手。
1959年6月生まれ。同い年に中田 良弘、山口 哲治、尾上 旭、小松 辰雄 、池田 親興、三浦 広之、川口 和久 、山沖 之彦、平田 勝男 、二村 忠美、田村 藤夫 、MLBではハロルド・ベインズ、ティム・レインズ、ライン・サンドバーグ、トニー・フィリップス。
三田学園高から1977年ドラフト6位で横浜大洋入り。
キャリアSTATS
初出場は1978年4月5日、横浜スタジアムの巨人戦、8回裏に伊藤勲の代走として出場。しかしこの年は安打は出ず。
初安打は1979年4月10日、横浜スタジアムの広島戦、代走で出て、7回裏に三輪悟から二塁打。
入団時の外野陣は長崎慶一、高木嘉一、中塚政幸だった。以後もマーチン、ピータースなどの外国人、ベテラン選手の起用が続いたが、1983年、外野のレギュラーに。
1985年、近藤貞雄監督のもと、高木豊、加藤博一と共に「スーパーカートリオ」で売り出す。この年の盗塁数は屋鋪58、加藤48、高木42。
翌年から3年連続盗塁王。足が速かっただけでなく、盗塁成功率が高かった。
また守備範囲が広く、きわどい飛球をたびたびキャッチした。ゴールデングラブも5年連続で獲得した。
近藤貞雄監督の後任の、古葉竹識監督の信任も厚かった。
しかし1989年は故障とカルロス・ポンセの加入でレギュラーの座を奪われる。しばらく不遇だったが、1992年に3年ぶりに規定打席に達する。
1000本安打は1992年4月29日、広島球場の広島戦、2番中堅で先発し、5回表に佐々岡真司から右前適時打。
しかし翌93年、自由契約となり、巨人へ。2年間、主として代打、守備固めでプレーして引退。
引退後は巨人や神奈川大で指導者となる。少年野球の指導者としても活躍。解説者もつとめるが、今はスーパーカーではなく蒸気機関車の保存を訴える鉄道写真家になっている。
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いつも楽しく拝読しております。
子どもの頃一番好きな選手だった屋鋪さんを取り上げていただけるのを今か今かと待ちわびておりました!
93年オフの大量解雇では子どもながらにショックでしたが、巨人が契約してくれて、テレビで見られる機会が増え、8回、9回のみテレビにかじりついてました。
最後のオチ、最高でした(^^)。