打線については、中畑清前監督の遺産を引き継ぎ正しく拡げたという印象だ。

打撃陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

De-2016-H


ラミレス新監督は「ポジションを固定する」ことで、選手の成長を促した。
捕手に新人の戸柱恭孝を固定したのが大きい。ここ数年、黒羽根、嶺井ら、似たようなクラスの捕手が併用され、定まらなった要の位置が安定した。

さらに、体調が万全であれば、中堅を任せて置ける荒波に見切りをつけ、シュアな打撃の桑原を起用し続けた。強打者上がりらしいオフェンシブな起用だが、これが好回転につながった。

それに加えて、筒香、倉本が急成長。これは、中畑前監督の遺産だろう。

二塁、三塁の固定が課題になろう。宮崎、白崎らの一段の成長が期待される。

野手陣は、一塁のロペスと二塁の石川を除いて20代、これから伸び盛りの選手がそろっている。広島に次いで楽しみな陣容ではないか。




nabibu-Yakyu01
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