草創期から捕手、投手で活躍。二度も戦役でキャリアを断たれたが、1000本までたどり着いた。
野口四兄弟の長兄。殿堂入り二刀流の野口二郎の二歳上の兄。

1917年8月生まれ。同い年に宇野 光雄、南村 侑広、鬼頭 数雄、伊賀上 良平、門前 真佐人 、MLBではルー・ぶードロー、フィル・リズート。

中京商行時代に捕手で全国優勝。明治大学を中退して草創期のプロ野球に身を投じる。

キャリアSTATS

A-Noguchi H


投手成績

A-Noguchi P


投手だが投げない日はマスクをかぶる二刀流。打者として規定打席、投手として規定投球回数に達したシーズンが2シーズン、1年ある。

また、投手として1937年秋に最多勝、打者として1943年に打点王を獲得。
これは、投手で237勝、打者で800安打した弟の野口二郎も記録していない。

2度の応召で合計5年のキャリアを空費したが、戦後は阪急では投手、中日では捕手として活躍した。

51、52年と捕手でベストナイン。

地肩がとにかく強く、故障もしなかったようだ。

1955年は中日のプレイングマネージャー、この年引退し、もう1年だけ監督を務めた。

アマでも伝説の記録を残しているし、この野球人も殿堂入りすべきだと思う。




nabibu-Yakyu01
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