投手陣も不良化しそうな資産を背負っている。

打撃陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

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オリックスは、エースの金子千尋のMLB挑戦を認めない代わりに4年20億という巨額の契約を結んだ。
計約1年目の2015年から7勝、7勝。右ひじの手術があったにしても大エースの数字ではない。
大きな金を手にして気が緩んだわけではないだろうが、モチベーションが下がった印象は否めない。

昨年、金子に代わってエースの成績を残した西は、奪三振率が急落。

頼みの外国人、ディクソンも成績を落とした。

松葉貴大、東明大貴など若い投手が台頭してはいるが、やはり金子を軸とした先発陣を作ることができるかどうか。

救援陣は新たな展開に。2014年の勝利の方程式が崩壊した。
今年は新外国人のコーディエをクローザーに使う予定が、ふたを開けてみると全く通用しない。

そこで平野佳寿を復活させたところ、これが好投。

佐藤達、岸田護、比嘉幹貴という実績のある投手が不振だったのに対し、塚原頌平、吉田一将、海田智行が使えるようになった。
これに2014年に活躍した投手が1人でも加われば戦える陣容になるだろう。

人がいないわけではないが、先発も救援もまだ上位を狙う実力にはなっていない。


1976年山口高志、全登板成績【スタート出遅れも2ケタ勝利&9S】

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