今や、リーグ屈指のスターターとなった則本だ。しかし懸念がある。

投手陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

RE-2016-P


則本は図ったように昨年とよく似た数字を残し、3年連続の奪三振王を獲得した。
被安打はやや増えたが、それ以外の数字はほぼ同じ。
投球スタイルと確立したと言えようが、投球数は2014年3221球、2015年3196球、2016年3384球、ずっと3000球を超えている。投球効率は悪化し、故障のリスクが高まっている。

もし則本が離脱すれば、楽天投手陣は崩壊する。

昨年は美馬、塩見が規定投球回数に達し、釜田も100回以上投げたが投球内容は良くない。

西武の岸が入団するのは朗報だが、則本に次ぐ柱になることができるだろうか。

救援陣は、クローザーの松井裕樹が大きく数字を落とした。投球を覚えられた感がある。四球数が増えているのも気がかりだ。
福山が献身的な登板を続け、金刃がセットアッパーの中心になりつつある。ミコライオも復活したが、枚数的に足りない印象がある。

上位球団に比して投手陣の層の薄さが気になる。投手陣も人材不足だ。


1976年山口高志、全登板成績【スタート出遅れも2ケタ勝利&9S】

nabibu-Yakyu01

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