弱くなったという印象はないが、なぜかポストシーズン進出を逃している。

打撃陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

SL-2016-H


気が付いたのだが、西武の主軸である中村剛也と浅村栄斗、大阪桐蔭の先輩後輩である二人は、そろって好成績を上げた年がない。
中村が好成績を上げた年は、浅村が数字を落とし、浅村が活躍した年は中村が数字を落としている。
なぜそうなるのかよくわからないが、この間の悪さが西武らしい。

3割は打てなかったが秋山が今年も安打を量産し、メヒアも活躍。金子侑司も盗塁王を取ったが、今季は12も負け越した。

打線でいえば、フレッシュな人材が出てきていないことが大きいだろう。
特に内野手、遊撃手、三塁手に人材がいない。中途半端な起用が続いている。

若手の森友哉は昨年前半、評価を下げたが、後半盛り返した。また、昨年は山川穂高が14本塁打と気を吐いた。しかし二人は、ポジションが他の主力選手と重なっている。
守備位置別の選手の偏りが問題。無計画な補強をしたのかもしれない。

遊撃では今年の新人、呉念庭の評価が高い。キャンプでは「うーさん、うーさん」と人気だったが、身体能力が高い。父は中信監督の呉復連。台湾ではすでに注目されているが、レギュラーになれば第二の陽岱鋼的な人気になるだろう。

さらに守備のまずさ。西武は2年連続で守備率最下位。今季は101個も失策をした。守備が重視されるポジションでレギュラーが固定できてないことが大きい。
小さなポイントで小さなミスがあって、それが低迷の原因になっているのではないか。

一言でいえばバランスの悪さが、西武打撃陣の問題だろう。


1976年山口高志、全登板成績【スタート出遅れも2ケタ勝利&9S】

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