「お前はいらない」と言われるわけだから、本人はがっかりするだろうが、人的補償は今一つ伸び悩んでいる選手にとってはチャンスだ。妙味ある補強が結構ある。
サンケイ
オリックスは16日、フリーエージェントで阪神に移籍した糸井嘉男外野手(35)の人的補償として金田和之投手(26)を獲得したと発表した。金銭補償として糸井の今季年俸2億8千万円の40%に相当する1億1200万円を受け取る。

キャリアSTATS
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都城商業、大阪学院大を経て2012年ドラフト5位で阪神に。立派な体格、2シームを武器として、打たせて取る投球スタイルだ。

2年目にセットアッパーとしてまずまずの活躍をしたが、以後は成績不振。昨年まではファームでもパッとしなかった。
制球力がモノをいうタイプなのに、歩かせることが多かった。

今年も一軍では結果が出ず。金本監督に「何を考えているかわからない」と言われる。好悪の感情がはっきりした指揮官からは気に入られていなかった。

しかしファームでは久々に好成績。中継ぎで安定感のある投球をした。

本人も阪神に未練はないのではないか。同じ在阪球団。ここ2年、オリックスは中継ぎ投手のやりくりに苦労していただけに、チャンスは十分にもらえるはずだ。
昨年は阪神から移籍した白仁田が1年だけだが良い働きをした。その伝でいっても期待できる。

交流戦で阪神を見返すような投球をしてほしい。



1973年加藤初、全登板成績

nabibu-Yakyu01

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