サンスポ
若虎を連れてきなさい。鹿児島・最福寺の池口恵観法主(80)が21日、京都市内のホテルで相談会などを行い、現役時代から修行をつけてきた阪神・金本知憲監督(48)に対し、高山俊外野手(23)や藤浪晋太郎投手(22)ら、若手選手を護摩行に参加させるよう求めた。
池口恵観という人は、いろいろなニュースで登場する。
最近では、最福寺が朝鮮総連中央本部の土地・建物を45億余で落札し、朝鮮総連に貸与しようともくろんでいたとされる。これは"周囲の圧力で"沙汰闇になったという。金日成を崇拝しているとも伝わる。

これまでも清原和博、金本知憲、新井貴浩らを寺に招き、燃え盛る護摩の炎の前で勤行させる荒行を繰り返している。
熱さに耐えることによって克己心が生まれ、精神的に強くなるということだ。
人間がバーベキューの真似事をして、野球がうまくなれば世話はない。そういう趣味に耽るは勝手だが、それと野球は何の関係もないだろう。

この人物は、今春、清原和博が覚せい剤所持、使用で逮捕されたときに、身元引受人になるのを拒否した。そんなに護摩行が利くのなら、清原をイモリの黒焼きみたいに真っ黒けに焼きまくって覚せい剤を抜けばいいと思うが。
肝心のところで男気を示さず、評判を落とした。


藤浪晋太郎はこのオフ、ダルビッシュ有とフィジカルトレーニングに励むとともに、専門家から食生活や生活面での改善のアドバイスも受けている。
投手として長く活躍するにはどうすればいいかを、きちんと学んでいるのだ。

今更全身に「根性焼き」をする必要など全くないだろう。今どきの野球選手に、そんな精神論は不要だ。

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そもそもこの人物の周辺には広域暴力団の影が絶えない。
野球協約には「暴力団等」との交際を禁じる旨の条項がある。今年の10月にはそれをさらに強化する方向で協約を改定する方針であると発表された。

報知
日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が4日、都内で行われ、野球協約の条文改正を前提に、暴力団対策に関する規定などを明確化させる方針を確認した。井原敦事務局長は「試合観戦契約約款には、排除対象者が『暴力団員もしくは暴力団員をやめて5年』といった細かい表現があるが、野球協約にはない」と説明。すでに、9月12日に行われたオーナー会議で条文改正の必要性を報告済みで、今後、12球団で議論を進めていく。


池口恵観がこれに抵触するかどうかは別にして、この寺に行けば暴力団関係者と接する機会が増える。どんな人間が取り巻いているかわからない伏魔殿みたいなものだ。

もともと金本知憲は、現役時代に巨額の投資をめぐって裏社会との間にトラブルがあったと報じられている。実質的な企業舎弟だという噂さえある。
そういう癒着が発覚すれば、阪神のみならずNPBは致命的なダメージを受ける。

池口がこういう人物であることを察知しながら無責任な記事を書くメディアもメディアである。

「君子危うきに近寄らず」ではないが、リスクヘッジのためにも球団はこれを制止すべきではないのか。



1973年加藤初、全登板成績

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