O-Hakuyu


台湾プロ野球リーグである中華職業棒球大聯盟(CPBL)は月刊誌を発行している。いくたびに購入しているが、この12月号の表紙は23歳のスラッガー王柏融だ。まるでアイドルのようだ。


この選手は文化大学時代、2014年の第1回 IBAF 21Uワールドカップで活躍して名を挙げた。
私はこの時、見ているがあまり印象は強くなかった。

Wang-HU


2015年にはLamigoに入団、この年の出場は29試合にとどまったが、今年、破天荒な成績を上げた。

PJ-Wang


200安打、130得点、打率.414はCPBL史上1位、新人王、MVP,ゴールドグラブを獲得。
一躍大スターになった。

CPBLの月刊誌の表紙で大スターの扱いをしているのは、このためだ。

O-Hakuyu


昨年、今年とCPBLのリーグ平均打率は3割を超えている。今季のリーグ防御率は5点台だった。
異次元の打高投低が進行していることが背景にあるのは間違いない。

しかし、CPBLにとって王が希望の星なのは間違いない。
八百長時間を何度も起こし、有望な野球選手はCPBLを素通りしてNPBやMLBに行ってしまう風潮の中で、こういうプロスペクトがCPBLを選び、大活躍したのは朗報だ。

それにしても実質1年目でこんな成績を上げてしまったら、今後やることがないようにも思う。早晩NPBやMLBに行ってしまうのではないか。

180cmは大きくないが、スイングは鋭い。海外も注目すると思う。

今後の活躍に期待したい。



1973年加藤初、全登板成績

nabibu-Yakyu01

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