来年の年男。84歳になる。全盛期の南海の名内野手。

森下整鎮、全本塁打一覧|本塁打大全

1933年9月生まれ。同い年に中西太、島原幸雄、宮本敏雄、穴吹義雄、金山勝巳、ロバーツ、吉田義男、金田正一、土井淳、三浦方義、佐々木信也、MLBではロッキー・コラビト、チト・フランコ―ナー、テッド・アバナーシー。

福岡県立八幡高校を中退し、実質的な南海二軍である南海土木に入社。その解散に伴い、1952年に南海入団。

キャリアSTATS

N-Morishita


入団時は森下正弘。初出場は入団早々の1952年開幕戦、大阪球場の大映戦。2番遊撃で先発し、林義一から初安打。

1年目は遊撃、三塁、二塁のほか、捕手でも2試合出場。
どこでも守れる器用さに加えて、俊足、好打で3年目にはベストナイン。
翌1955年には盗塁王。
100万ドルの内野陣の後期メンバーとして、活躍する。
ホームベースよりに立ち、食らいつく打法だったために、毎年10個前後の死球をくらう。

1956年に森下正夫と改名。さらに1959年には森下整鎮と改名。「のぶやす」と読むが、ほとんど読めなかったので「せいちん」と呼ばれることが多くなる。

この時期には下位を打つことが多かったが、しぶとい打撃でしばしば殊勲打をものにした。

1962年にアキレス腱を断裂したが復帰、小池兼司、国貞泰汎など若手が台頭する中で、存在感を示した。

通算では三塁を894試合、二塁を460試合、遊撃を309試合、捕手を2試合つとめた。

1966年限りで引退し、南海、中日などで長くコーチを務めた。


1973・74年小林繁、全登板成績【リリーバーとして頭角を現す】

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