(youさんのご指摘を受けてアップし直します、感謝)。
ヤンキースはそうでもなかったが、ア・リーグ東地区に人材が集まり、ワイルドカードは2枚ともこの地区になった。2015年より4勝少ないものの2位タイでポストシーズンに進出。投手陣はリーグERA1位だった。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。
マーク・バーリをFAに。デビッド・プライスがレッドソックスに。パイレーツから左腕JAハップが復帰。JAは20勝を挙げる大活躍。
救援から抜擢したストローマンは当初、不安定だったが、次第に調子を上げていく。
対照的に同じく抜擢組のアーロン・サンチェスも安定感のある投球。
ナックルボーラーのディッキーは、辛うじて先発の地位を守る。
先発5枚の勝敗は、61勝33敗から63勝40敗に。負け星は増えたが、一級品の陣容だった。若手を抜擢した手腕は見事だった。
それに比べると、救援陣は層が薄かった。2015年後半から、クローザーに定着したロベルト・オスーナは期待通りの働きだったが、セットアッパーのブレット・セシルの負けが込んだ。ジャイアンツのマイナーからやってきたビアジーニは、よく働いたが、他にめぼしい救援投手はいなかった。
総合的に見て、ブルージェイズは連覇でもおかしくなかったが、レッドソックスの強大化によってポストシーズン進出が精一杯になったということだろう。
1973・74年小林繁、全登板成績【リリーバーとして頭角を現す】
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総合的に見て、ブルージェイズは連覇でもおかしくなかったが、レッドソックスの強大化によってポストシーズン進出が精一杯になったということだろう。
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