プロ入り18年で185試合しか出ていない控え捕手だが、これだけ少ない出場数でここまでキャリアを伸ばしたのは見事だと言えなくもない。
まずは、そのキャリアSTATS

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新発田農業時代は甲子園にも出場している。大型捕手として注目され、1998年ドラフト3位で巨人に。

当時の巨人正捕手は36歳の村田真一であり、加藤は将来の正捕手候補として大いに期待された。

しかし2000年のドラフトで阿部慎之助が入団してからは、加藤の運命は決まったと言ってよい。

他のポジション以上に捕手は「打てる選手」が入団すると、正位置と控えの位置決めが決定的になってしまう。

激務の捕手は控えを必要とするポジションだが、ひとたび控えに決まってしまうと、それが固定される。正捕手候補は別に起用され、控え専任になることも多いのだ。

加藤の場合、同じ「松坂世代」の實松とともに10年以上の長きにわたって控え捕手を務めた。

打撃はもとより期待されていない。守備固めでそつなくプレーすることが求められる。

しかし新しい捕手が入ってくると、ポジションを開けるために古い捕手がはじき出されるのだ。
とはいえ18年の歳月は重い。信頼されていたのだ。

トライアウトも受けた。打者としてはもとより期待できなかったが、守備をしっかりアピールできたのか心もとない。

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捕手日照りの中で生きる光があるかと思えたが、声がかからなかった。
これも味のある野球人生かと思う。



1980年鈴木啓示、全登板成績【苦しい時に働いていないんだから・・・】

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