加藤健の引退にちなんで、ここ20年の巨人捕手陣の趨勢について調べてみることにした。

1997年から巨人の1軍で1試合でもマスクをかぶった選手の打撃成績。1997-2006まで。

GC-1997-2006


巨人は80年代の終わりから村田真一が正捕手の位置にいた。山倉和博の後継として一定の信頼を得てきたのだ。
しかし年々打撃成績は良いとは言えず、打線の穴になりつつあった。
また第2捕手以下も、補助戦力に過ぎなかった。
柳沢裕一、小田幸平、村田善則などの控え捕手も、守備面はともかく、打者としては正捕手村田真一に代わるような目覚ましい活躍はしなかった。

その状況を一変させたのが、2001年の阿部慎之助の入団だ。巨人の捕手としては1995年の村田真一以来の二けた本塁打を記録。新人王は阪神の赤星憲広に取られたが、大いに可能性を感じさせた。この年にはダイエーから打てる捕手吉永幸一郎を入れたが翌年からは出る幕がなくなる。

以後、巨人の攻守のかなめは阿部慎之助が、どっしりと座る。2005年、打力を生かすために阿倍を一時期一塁にコンバートしたが、すぐに戻された。

村田善則以下の控え捕手の役割は、激務である捕手と主軸打者を兼ねる阿部のサポート役に固定された。

打てる捕手が一人出ると、チームは安泰だが、他の捕手の役割は限定的なものになるのだ。

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1980年鈴木啓示、全登板成績【苦しい時に働いていないんだから・・・】

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