セパ両リーグで息の長い活躍をした内野手。

前田益穂、全本塁打一覧｜本塁打大全


1939年5月生まれ。同い年に安藤 統男、渋谷 誠司、石井 茂雄 、島田 源太郎、森中 千香良、安藤 元博 、宮田 征典 、石井 晶、遠井 吾郎、MLBではカール・ヤストレムスキー、ルー・ブロック、トミー・デービス、フィル・ニークロ、ミット・パパス。

熊本工から1958年中日入り。

キャリアSTATS

M-Maeda


入団時は投手だったが、野手に転向。入団時の遊撃手は今津光男だったが、2年目に正遊撃手に抜擢される。

初出場は1959年4月11日、開幕戦の中日球場大洋戦。7番遊撃で先発し、2回裏に鈴木隆から初安打。
しかしこの年最多の38失策、盗塁も15回試みて10回刺されるなど、攻守に力不足を露呈したが、杉下茂監督は前田を起用し続ける。

1961年に三塁にコンバートされてから成績が安定。早打ちだが、三振も少なく、打撃センスを感じさせる打者だった。

1964年に葛城隆雄とのトレードで東京に。不動の正三塁手として活躍。65年から3年連続でオールスターにも出場した。打順は5番、6番が多かった。

1968年、池辺巌の三塁コンバートに伴って、一塁に、1969年には有藤通世、山﨑裕之らの台頭もあって、ユーティリティ的な使われ方をしたが、打撃でも一定の実力を有していたので使い勝手の良い選手だった。

1000本安打は1969年9月6日、日生球場の近鉄戦、榎本喜八の代打で出場し、6回表に鈴木啓示から右前打
。前の打席では本塁打も打っている。

引退後はロッテ、中日、横浜などでコーチとして活躍した。


1980年鈴木啓示、全登板成績【苦しい時に働いていないんだから・・・】

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