本拠地セーフコフィールドの左中間と中堅を各1mちょっと短くしたのは2013年のことだった。今頃その効果が表れたわけではないだろうが、2016年の本塁打はリーグ2位。



左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

2016Review SEA H


一塁にアダム・リンド、左翼に青木宣親、中堅にレオニス・マーティンを入れる。

2015年やや元気がなかったロビンソン・カノが復活、ネルソン・クルーズ、カイル・シーガーと揃った中軸はリーグ屈指。

控え一塁手の李大浩、控え捕手のマイク・ズニーノも含めて二けた本塁打が9人。怖い打線になった。

しかしながらワイルドカードには手が届かず。イチローデビュー年の2001年以来のポストシーズン進出はならなかった。
守備の指標が標準よりかなり下、さらに盗塁数が少ないなど、すこしずつ足りない部分があるのかもしれない。

これだけ補強に力を入れてもポストシーズンに手が届かない。カノとクルーズがお荷物にならないうちに、今季こそは進出しておきたいところだ。


1980年鈴木啓示、全登板成績【苦しい時に働いていないんだから・・・】

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