チームERAは4.16(12位)から4.00(3位)にアップ。しかしエース2人に異変が起こった。



左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

2016Review SEA P


2006年からの11シーズンで10回二けた勝利を挙げている絶対的なエースのフェリックス・ヘルナンデスが、初めて規定投球回数に到達せず。5月、6月と全休。ERAも彼としては良くなかった。ガソリンタンクも30歳。そろそろスタミナを気にする年齢に差し掛かっているのか。

精度感のある投球が持ち味の岩隈久志は、16勝こそ上げたがERAが急落。撃ち込まれることが多くなった。Babipは、2015年の.274から.315に悪化している。この数字を見れば、回復の可能性はあるだろうが、36歳という年齢も不安要素だ。

3番手のタイワン・ウォーカー以下はまだ信頼に足らないだけに、先発陣は予断を許さない。

救援陣は新たにクローザーに据えたシシェックがまずますの働き。新人のディアズ、モンゴメリーとセットアッパー陣も少しずつ整備されてきた。

8月末に出てきたダン・アルタビラは、15試合で自責点1、フロックかもしれないが、期待できそうだ。

投手陣を見ても、今季がポストシーズン進出のチャンスだと感じられる。



1980年鈴木啓示、全登板成績【苦しい時に働いていないんだから・・・】

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