MLBの野球殿堂入り投票(BBWAA)の結果は、1月18日に発表される。新たなエントリーも発表された。

今年のBBWAAによるMLB殿堂入り候補と成績。赤抜き数字は私が有望と判断した選手。

HOF-MLB


野球殿堂入り投票はBBWAA=全米記者協会による投票と、ベテランズ委員会による投票の2種類がある。

BBWAAによる投票は、引退後5年を経過した選手が対象、ベテランズ委員会による投票は、BBWAAの投票で選出されなかった選手が対象だ。

BBWAAによる投票は、10名連記。引退後5年を経過した選手の中から、殿堂入り候補がエントリーされる。得票率75%以上で当選。それ以下の場合は、最大10年間被投票資格がある。2013年までは15年だった。今は、その調整期間なので、それ以前からエントリーされていた候補は、15年目まで資格がある。
ただし、得票率が5%を割った時点で、被投票資格はなくなる。

昨年、3.4ポイント差まで迫ったジェフ・バグウェル。新人王、MVP、打点王1回、2314安打は殿堂入り選手では平凡だ。薬物疑惑もあるが、選出の可能性が高いのだろう。

2位のティム・レインズは歴代8位の808盗塁が売り。カナダ野球殿堂には選出されているが、すでに10年目、ここから票を伸ばすことができるか?

3位のトレバー・ホフマンはマリアノ・リベラに次ぐMLB2位のセーブ数。ナ・リーグ1位であり、すでにナの最多セーブの投手表彰は「トレバー・ホフマンNL最優秀救援投手賞」と呼ばれるなど、伝説の存在になっている。火投票資格を得て3年目だが、早晩選出されるのではないか。

4位、血染めのソックスで知られるカート・シリング、勝ち星がやや物足りない。サイ・ヤング賞もとっていない。ガン闘病中だが、そういうことも影響するのか。

薬物汚染で大スキャンダルになったロジャー・クレメンス、バリー・ボンズの得票率がじりじりと上がっている。2人は2013年にエントリーされているのであと10年、選出されるチャンスがある。記者の考え方が変わってきているようなので、可能性はあるのだろう。ただ、サミー・ソーサは難しそうだ。

個人的にはDHの代名詞、エドガー・マルティネスには何としてもと思う。彼が無理ならデービッド・オルティーズも厳しいか。

マイク・ムッシーナは270勝。これは偉大な記録だ。地味なキャラクターだが、殿堂入りしてしかるべきだろう。

新たなエントリーには最近までプレーしていたおなじみの顔が並ぶ。
高知でプレーすることが決まったマニー・ラミレスやウラディミール・ゲレーロ、イヴァン・ロドリゲスなどは、今年資格を得て3年目のゲイリー・シェフィールドとともに、ずいぶん楽しませてもらった。
数字的にはそれほど変わらないが、この中で殿堂入りするのは、イヴァン・ロドリゲスだけではないか。捕手として試合数、安打数は最多。捕手の本塁打数1位のピアッツアが文句なくに選出されたことを見ても、ほぼ当確だろう。

ラミレスには薬物疑惑がある、ゲレーロ、シェフィールドとともに難しいだろうと思う。

エントリーの中には5%の得票を得られず、1年目から消える候補が毎年たくさん出る。ナックルボーラーのティム・ウェークフィールドや中継ぎで40過ぎまで投げたアーサー・ローズなどは懐かしいが、泡沫候補だろう。

日本も殿堂もそうだが、エントリーされているうちにじわじわ得票率が上がるのは、よくわからない話ではある。
ロビー活動もあるようだ。
今年は、選出者がかなり多いという下馬評も出ているが、誰が選ばれるのだろう。


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