2015年も有力視されたタイガースだ。最下位転落は予想外だった。2016年は戦力アップしたもののポストシーズン進出はならなかった。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

2016MLBreview-DET-H


2015年シーズン中にセスペデスがメッツに。パドレスからアップトン、ブレーブスからメイビンとタイプの異なる二人の外野手を補強。

大黒柱のミゲル・カブレラの打点が大幅に増加したのは、キンズラー、メイビンらが良く出塁したことが大きかっただろう。

2015年はチーム打率こそ高かったが、決める打者がいなかった。しかし2016年はカブレラに加え、ビクター・マルティネス、キンズラーも打点が増加。得点力は確実にアップした。

ただ足が使える打者がほとんどいないこと、イグレシアス、カステヤノスら若手が伸び悩んでいることなど、トップと比較して物足りない要素も多かった。

カブレラは打撃は健在だが、守備はそろそろ危険水域に入っている。DHに回るべきだろう。
若くて生きの良いスラッガーがほしいところだ。



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